淡路島で「ファームシャングリラ農法」による無農薬イチゴの共同開発に成功
タナットネイチャーラボ様との共同プロジェクトにより、淡路島で無農薬イチゴの栽培が実現しました。このプロジェクトは、「農業を通して幸せな社会を作る」という理念を持つファームシャングリラ農法を実践するタナットネイチャーラボの山岸様との協力のもと進められました。
土壌の健全化と独自の微生物技術
無農薬イチゴの栽培を可能にするため、まずはイチゴの健全な生育環境を整える必要がありました。そこで重要となったのが、土壌が持つ本来の力を引き出すこと、特に土壌微生物叢の活性化です。
弊社は、これまで培ってきた独自の菌叢(微生物叢)技術を応用し、以下の資材を開発しました。
- 菌叢資材: 土壌に健全な微生物叢を形成し、土壌本来の力を引き出すことをサポートします。
- 微生物資材: イチゴ自体では防除が困難な病害虫に対し、散布することで微生物の力で植物を保護します。
これらの資材を投入し、共同で開発を進めた結果、プロジェクト開始1年目にして無農薬イチゴの栽培に成功しました。
今後の展望
今後は、この無農薬イチゴ栽培の成功事例を基に、他の地域での露地栽培、高設栽培、水耕栽培といった多様な栽培方法での展開を検討しています。また、イチゴだけでなく、他の作物への応用も積極的に進めていく予定です。
タナットネイチャーLab(TANUT NATURE LAB)様の無農薬いちご栽培の様子もぜひご覧ください。
Tanut Nature Lab様の無農薬いちご栽培の様子
